号令と同時に、ボールを強く叩く音が響き渡る中、自分も負けてられないなと闘志を燃やす。
今日は一段と蒸し暑くてフラフラするが・・・。
どこか心地よさを覚えてしまう。
あらすじ
平成初期、携帯やネットがまだ普及してない時代、
ある学園で、運動が不得意でクラスで孤立気味の「荻窪ねむり」は、
体育のテストに合格する為に放課後、体育館のすみっこで一人練習するが、
その様子をジッと眺める一人の教師「群青路マヤト」の姿があった。
色々あって、群青路から教わることになる。

放課後、2人きりで特訓の中、……少しずつ関係は深まりそして……
出会い、交流……やがてといった過程を描いた
少しヤンデレな悪人教師に無理矢理されてしまうと
いうシチュがお好みの方に捧げるCG集!

・・・?あれは・・・教師?
ちょっとえれがんとなスーツ姿だから、多分そうだろうけど・・・
どこかで見たような気が?なぜそこに?
生徒が後片付けしてる様子を見守ってるのかな?

「今日は第二次世界大戦、また太平洋線戦争について勉強する。ここは試験に出しておくので、必ず覚えておくように」
その言葉に皆はワッと教科書を広げ、ノートを取る姿勢に入る・・・試験に出るとなったら聞かざるを得ないじゃないか。

「巡回中に机を磨くお前を見かけたが・・・あれは何だ?」
・・・えっと、えと・・・なんでいきなりそんなこと・・・いやその・・・なんて言おう・・・あ、やばい。
思ってた以上に心臓がバクバク鳴ってる。
いや、普通になんでもないですって言えばいいじゃないか。それなのに、それすら言えないってどういうことだ。

「剣道の顧問ですよね。前に部員が練習してる所を見かけましたが、迫力あってかっこよかったです」
「・・・ヤル気のない輩ばかりだったがな」